世界中の子供たちが教育を受けられる環境を
私たち日本人は、教育を受けることができて当然、という環境で育っていますが、世界に目を向けてみると、学校に行きたくても行けない子供たち、充分な教育を受けることができず、文字の読み書きさえできない子供たちが大勢います。日本では学校をサボったり、不登校になってしまう生徒が後を絶ちませんが、教育を受けられることがいかに幸せか、きっと分かっていないのでしょう。学校に行くからこそ文字を覚え、教養を身につけることができます。教養を身につけたからこそ就職して収入を得ることができます。世界には学校に行けず、教養もなく、ゴミ拾いをして生活するしかない子供たちがいます。もしかしたらこういう子供たちがちゃんとした教育を受けられたら、世紀の発明をしたかもしれません。たまたま貧しい国に生まれてしまったから才能を開花させることができないのなら、とても不幸なことです。もちろん先進国はこの状況を黙って見ているわけではありません。様々な支援を行い、世界中のすべての子供が等しく教育を受けられるよう努力しています。しかし内乱が続いていて、その日食べるものもない国民が溢れる国の子供たちに教育を受けられる環境を整えることは容易なことではありません。まずは食料の提供、内乱を抑えることが優先事項となります。私たちにできることも多々あります。古着を提供する、金銭の寄付をする、ボランティア活動をする、などです。恵まれている人々が恵まれない人々への支援を続け、いつの日か、すべての子供たちが学校に行けることを切に願います。
注目情報